「山手線の電化柱倒壊事故」に関する申し入れ

2015年4月に発生した「山手線電化柱倒壊事故」に関する申し入れ内容です

団体交渉の実施

2017年3月17日、申し入れから1年10ヶ月あまりが経過し、ようやく団体交渉を行うことができました。電化柱の倒壊により、あわや電車と衝撃し脱線も想定される事態について、多くの社員、組合員が不安に思っている中での申し入れでした。しかし、東京支社は1年10ヶ月もの間労働組合との議論を避けてきました。労働組合軽視とも言えるこの姿勢には強く抗議せざるを得ません。

申し入れ内容と書面回答はこちらです。「申し入れ内容と書面回答」

「山手線の電化柱倒壊事故」に関する申し入れ

2015年4月12日午前6時10分頃、JR山手線神田~秋葉原間で架線を支える支柱1基が倒れ、別の1基も傾いているのを、並走する京浜東北線の運転士が発見しました。発見した京浜東北線の運転士が防護無線を発報したため、山手線と電化柱が衝突するという最悪の事態は避けられましたが、山手線の電車が先に現場にさしかかっていれば、支柱と衝突し脱線事故になっていた可能性もあります。

この事故で、山手線と京浜東北線の一部区間で9時間以上にわたり運転を見合わせ、715本が運休し41万人のお客さまに影響を与えました。

問題点の解明と再発防止のために、東京支社に申し入れを行う

東京地本は、今後の安全対策及び輸送障害発生時の対策について下記のとおり申し入れを行いました。

「申し入れ内容」と「書面回答」

  1. 4月12日発生した電化柱倒壊事故において、東京支社としての問題点について明らかにすること。

    【回答】重要な情報が関係者間に的確に伝わらなかったことについては課題と捉えており、再発防止策を実施しているところである。

  2. 9時間以上にも及ぶ輸送障害で、各系統において情報の共有に問題はなかったか明らかにすること。

    【回答】倒壊した設備等の復旧作業に時間を要した。また、東京総合指令室内に輸送対策本部を設置し、各系統間の情報の共有を行った。

  3. 今回の事故で東京支社管内において、事故発生箇所以外での問題箇所はあるのか明らかにすること。

    【回答】事象発生後に、東京支社管内で調査した結果、事故箇所と同様に門型柱から単独柱の装柱に変更して荷重が変化した箇所を1箇所発見し、平成27年度に改修工事を行った。

以 上

事故の再発防止のために交渉を強化します。